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「介入(インタベンション)技術を学ぶ」オンラインセミナーのご報告

5月4日(火・祝)にオンラインで表記のセミナーを行いました。


家族のお酒の問題に悩まされている方は、一度は「病気かもしれないから病院へ行こう」と言ったことがあるかもしれません。すんなりと、「じゃあ行くよ」となることはまれでしょう。たいていが、「病気じゃない」と突っぱねられたり、逆ギレされたりします。ほとほと困って、病院に相談に行くと、病院からは「本人がやる気にならなければどうしようもないですね」と言われる、こんな経験をした方も少なくないかもしれません。


介入(インタベンション)とは、依存症の問題を抱える人を治療につなげるための技術です。酔ったり、ギャンブルをやったりしている人は、そこで起こっている問題に目を向けていません。お酒やギャンブルによって現実が歪められてしまっていたり、覚えていなかったりします。なので、どのような現実が起きているのかを誰かから教えてもらう必要があるのです。これをどのように、誰が伝えるかが非常に重要です。


このセミナーでは、介入の流れを準備から本番、その後まで、また、うまくいかなかった場合の次回への布石までを学びました。今回は病院の援助職の方にも多くご参加いただきました。ぜひ現場で活用していただきたいと思います。介入の機会は何度も訪れます。

「本人がやる気にならなければどうしようもない」というのは間違いではありませんし、病院や保健所の職員が自宅まで行って介入を行う、ということは現実的には難しいでしょう。しかし、困って相談に来られたご家族に、介入の方法をお伝えして一緒に準備をする、来院後は病院で動機づけを行い、治療を始める、といったことであればできるのではないでしょうか。

<アンケートより>


・病気への理解が深まると共に、依存者に対しどのような態度が必要なのか理解でき、大変勉強になりました。


・ロールプレイもして頂き、イメージがつかみやすかった。


・問題を問題として分離して扱う考え方は、いろいろなところで役立つと思いました。


・もっと聞きたかったので、2回シリーズでお願いしたい。


・ロールプレイから介入の方法が具体的に理解でき、身近にいる依存症の問題を抱えている人へ介入する際の心構えができました。

オンラインでも、ロールプレイはできるということがわかってきました!

これからもわかりやすく、実践的なセミナーを開催していきたいと思います。






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