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  • 執筆者の写真Recovering Minds YASUKO

『こころの力を育てる言葉366』セミナーのご報告

8月31日(月)・9月1日(火)の2日間、横浜市内で「水澤都加佐と読む『こころの力を育てる言葉366』」が開催されました。コロナ対策として少人数実施としたため、キャンセル待ちが出る状況となりご迷惑をおかけいたしましたが、またいずれ次回を企画したいと思います。

『こころの力を育てる言葉366』は訳者の水澤都加佐の長年の友人でもある、アメリカの依存症回復施設・ベティフォードセンターのチャイルドセラピスト、ジェリー・モー氏らによるアファメーションブックです。カレンダー形式になっており、毎日、一文、今日の言葉が書かれています。これは子どもに読んでほしい、子どもに読んであげたい本ですが、傷つきを抱えたまま成長し、今の自分を肯定できない大人が、心の中のインナーチャイルドに読んであげるのにもピッタリの本なのです。

なぜ自分に辛辣な言葉をかけてしまうのか、自分が自分に言っているメッセージはどこからきたものなのか、それを掘り下げる作業は決して楽なものではありませんが、会場は終始、あたたかな雰囲気に包まれ、参加者同士のつながりが感じられる中、ときに笑いも交えながら進められていきました。

話はACから複雑性PTSDに至るまで幅広く、AC概念の生みの親、クラウディア・ブラックの日本未発売のアファメーションブックの訳が特別に紹介されるなどのサプライズもあり、盛沢山の2日間となりました。

コロナ感染が心配される現在、このような対面セミナーは実施が難しく、非常に慎重に行わなければなりませんが、やはりオンラインでは得られないものがあります。知識の習得であればオンラインでも可能ですが、このような内面を掘り下げる内容のものや、グループの力を必要とするものは対面でのセミナーが最適です。

コロナ禍でも回復のあゆみを止めない。そのためにも、今後も少人数での対面セミナーを状況を見ながら実施していきたいと思います。

参加していただいた皆様、どうもありがとうございました。





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