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お酒の問題でお困りの方へ
アルコール依存症について知ろう
アルコール依存症とはどのような病気なのでしょうか。
そもそもこれは病気ではなく、「ただのお酒好きじゃないの?」「意思が弱いという性格の問題では?」としか思えないかもしれません。
また、「仕事も行っているし、朝から飲んでいるわけでもないから依存症ではない」という誤解もあります。昼は上場企業に勤め、夜は高級ホテルのバーでグラスを傾けている依存症者も少なくないのです。
まずは、依存症は誰もがかかりうる「病気である」ということを理解することがすべてのスタートです。
「なんでも病気のせいにするな!」「病気だからって許せない」・・・そんな声もご家族からはよく聞きます。それほど、この病気は周囲を巻き込み、傷つける病気なのです。そして、「許す」ということと「知る」ということは別のことであり、「正しく知る」ことで、物事を「正しく理解する」ことができます。これまでのことを許すかどうか、夫婦関係をどうするか、それはまた後で決めることにして、まずは正しく理解することから始めてみませんか。
これを読んでいただくと、あてはまることがいくつもあるかと思います。
これまでのことや、普段のことを思い起しながらぜひ読んでみてください。
第1章 アルコール依存症ってどんな病気?
症状は? どうやって診断するの?
同じように飲んでいるのになんであの人だけ依存症に?
アルコール依存症って脳の病気なの?
「酒は百薬の長」だから少しは飲んだ方がいいのでは?
どのように病気は進行していくの?
お酒、本当にやめられるの?
この飲み方は病気?
第2章 アルコール依存症の心理
酔っ払いの中ではなにが起きてる?
アルコール依存症に特徴的な心理って?
お酒をやめたのになんだかイライラ・・・
第3章 ご家族の方へ
病気に巻き込まれた家族はどうなる?
家族は病気の影響を受けてどう変わっていくのか?
本人のためにやっていたことが実は病気の味方をしていた?!
家族にできることってなんですか?
第4章 アルコール依存症の治療と回復
病院ではどんな治療をしているの?
回復したらお酒が飲みたくなくなる?
第5章 お酒のない生活をするために
「酒なし生活」にはどんな工夫が必要?
治療や回復をサポートしてくれるものは?
第6章 介入(インタベンション)について
お酒の問題を認めないときはどうしたらいい?
介入はどうやったらうまくいく?